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使用機材レビュー〜KIBA(Gargoyle) & 野田剛史(ivory7 chord)

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KIBA(Gargoyle)
使用機材:T-100、R-100(イヤモニ)

イヤモニを使うようになって、まず思ったのが“これまで歌を丸く歌ってたんだな”ってことかな。部屋を隅々まで掃除出来てない時に、よく「部屋を丸く掃除するな」みたいなこと言うでしょ。そういう感じ。
その隅の方までモニター出来ながら歌えるので、丸く歌ってたんだっていうのに気付いたんですよ。もちろん、使い出してからは隅まで気を遣ってるので、良くなってきてると思います。
それから、イヤモニの利点の大きなひとつに、環境を選ばずに自分の思ったモニタリングが出来るというのがあるでしょ。というと、広いステージの際にステージ上の場所を選ばず…例えば、モニタースピーカーから離れた場所に移動しようと、どこでも同じ環境でモニタリング出来るのがまず思い浮かびますよね。もちろん、それは大きなメリットのひとつですけど、その逆の場合にも案外役立つんですよ。
つまり、小さいところでやる時なんですけど。地方の小さなライヴハウスで演る時に、あまりモニターの環境が良くない場合も、結構あるんです。けど、イヤモニを使ってれば、どこに行っても同じようにモニター出来ますから、安心感があります。

僕達Gargoyleの場合は、大きなステージはそんなに多くはないですけど、地方のライヴハウスを周るツアーが半年に一度くらいは必ずあるので、そういう意味ですごく役立ってますね。あと、逆に使わない人の中には、ライヴ感がなくなるというのを気にする人が多いんじゃないかなと思うんですけど。確かに、エアーのマイクを立てて、客席の声や音を拾ったり出来る環境じゃない場合は、ライヴ感が薄れるっていうのはあると思います。
そういうのもあってだと思うんですけど、僕の場合は片耳しかイヤモニは使ってないんですよね。もう片方は、モニタースピーカーの音や、客席の音も聴けるように、イヤホンを挿さずにやってます。すると、ちょうどライヴ感もあるし的確なモニターも出来るんで、良い感じなんですよ。 ライヴ終盤やアンコールなんかで、気持ちが上がってきたら、その片耳もわざと外してラフにやったりもしますけど。そういう場合は臨機応変にって感じです。

今ではイヤモニは僕にとって、ステージを安心して自由に楽しむのに、必要なものです。
衣装が変わる度に、イヤモニのレシーバーを入れるためのケースを、衣装に合わせて毎回作ってもらってるくらいですから

 

野田剛史(WRONG SCALE,ivory7 chord,井上ジョーsupport,e.t.c)
使用機材:T-100、R-100(イヤモニ)

自分と音の距離をグッと近づけてくれる環境を追求した時、
Ex-proのワイアレス・イヤーモニター・システムと出会った。
驚く程近くに求めるものはあった。
それに伴った自由は時に残酷だが、モノにすると最強。
小さなLIVE HOUSEからFESのメインステージまでいつもこいつと一緒だった。
今のままでは得られない充実感を自分で手に入れてみては?