KYB-2 生産完了 プラグ保護カバー
Ex-proオリジナル・プラグ用カバー誕生
シールドケーブルのプラグをジャックに接続している状態でプラグを回したり、触ったりするとノイズが出ることが多々あります。
原因の一つとして、シールドケーブルのフォンプラグの先端(TIP)や、同じくプラグのシールド部分(スリーブ部)の傷や汚れでおこる場合があります。
ケーブル(プラグ、コネクタ)を接続したままの状態が多いオーディオ機器の配線にくらべて、ギターなどの楽器用ケーブルは頻繁に抜き差しするため、接続していない時にプラグに傷がついたり汚れが付着したりします。
そこでEx-proでは、フォンプラグ先端を保護するプラグ保護カバーをこの度開発いたしました。
特殊加工によりプラグ部の汚れや傷を防ぐだけではなく、サビなどの腐食も予防できますので、大切なケーブルの保管に役立ちます。
Ex-proのケーブル用に作られたプラグ保護カバーです。
注)Ex-proケーブルのプラグの先端は製造時期によって若干の形状変更をしております。
ですので、このプラグ保護カバーの装着具合に違いが出ることがあります。
また、プラグ保護カバーを装着した際に1mmほどの隙間ができることがあります。これも先端の形状変更に伴った対応ですので問題ございません。
Ex-proオリジナル・フォンプラグとプラグカバーKYB-2の形状のお話し
一般的に楽器で使われる標準フォンプラグには6.3mmという規格があるものの、
プラグ先端の形状には明確な世界標準の規格は有ってないようなもの、
6.3mmの太さの端子と言うこととなっておりますが、
フォンプラグの形状は各メーカーごとに形は異なり、
フォンジャックとフォンプラグの接合性にはかなりの差がございます。
Ex-proのシールドケーブルで使用しているEx-proオリジナル・プラグは、
ギターやベースなどのアウトジャックに多く使われているスイッチクラフト社製のジャックとの接合性を重視して作製しています。
それは音質の向上に大きく影響します。
そして、プラグ保護カバー【KYB-2】を作製する上で、Ex-proケーブルのオリジナル・プラグとの接合性を一番に考えております。
0.0何mmのプラグの太さの違いも、ジャックとの接合性に大きく影響が出てしまいますので、Ex-proオリジナル・プラグは他社プラグよりも少し太くなっております。(ジャックとの相性、接合性でいうと規格通り)従いまして、ギターやベースのOUTPUTジャックや、アンプのINPUTジャックとの接合性に重点を置いていないシールドケーブルのプラグにKYB‐2を使用されますと、緩く固定できないことがございます。(細く、チップの形状も異なるので)それはKYB-2の不具合ではなく、Ex-proが考える音質面、接合性がベストの形状・太さではないプラグなので、KYB-2を抜き差ししてもスカスカで固定できないということなのです。
※KYB-2W(白)は現在廃盤となっております。
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ミュージシャンにとって「休符を演奏する」こと、つまり何もない無音の部分も大事にして演奏にメリハリをつけるのはとても大事なことです。せっかくの休符でノイズが入ってしまったら台無し!プラグのわずかなキズがノイズになってしまうと知ってから、シールドの持ち運びにハラハラしてたのですが、KYB-2があれば安心!愛用させていただきます!
Mina隊長 (FATE GEAR)