ロスを極限まで抑えたスルーボックス

エフェクター・ボードに不可欠なスルー・ボックス（ジャンクション・ボックス）。エフェクター・ボード内のＩＮＰＵＴとＯＵＴＰＵＴの場所を一つのボックスにまとめることでよりセッティングがスムーズになります。エフェクターのＩＮＰＵＴジャックやＯＵＴＰＵＴジャック、スイッチングシステムのＩＮＰＵＴジャックやＯＵＴＰＵＴジャックは、頻繁な抜き挿しによる故障も少なくありません。そしてエフェクターボード内の最初のエフェクターのＩＮＰＵＴと最後のエフェクターのＯＵＴＰＵＴの位置が抜き差しに不便な場所にきてしまう、そういった場合にもスルー・ボックス（ジャンクション・ボックス）が必要になります。スルー・ボックス（ジャンクション・ボックス）内は配線材や基板などを経由してジャックとジャックが繋がっているのが普通ですが、「ＴＢＸ－１」はジャックとジャックを直接半田付けしている為、配線材や基板などで起こり得る”ロス”を極限まで抑えることができました。右側面手前に「ＩＮ」のジャックを装備しています。このジャックに挿したプラグが演奏中に抜けてもすぐに+側がＧＲＡＮＤに落ちるようになっているため、アンプから大きいノイズが出てスピーカーを痛める心配がありません。シャーシは頑丈なステンレスシャーシをオリジナルで製作。フォン・ジャック、ＭＩＤＩジャックすべてシャーシアースを取らずに装着していますので、ＭＩＤＩのＧＲＡＮＤと音声信号のＧＲＡＮＤがＴＢＸ－１のシャーシで共通になることもなく、ノイズの心配もなくなります。左側面と右側面のジャックの位置（高さ）を変えて配置することによりケーブルのセッティングを容易にしました。４系統ありますのでＩＮ、ＯＵＴ以外にもＡＭＰのＳＥＮＤ／ＲＥＴＵＲＮなどに繋ぐことができます。

●使用例

●配線図

※ステレオ・フォンジャック仕様の特注はお問い合わせにて賜ります。