新製品発売に向けて(パワーサプライ編)
年始になって発表されましたトランス式のパワーサプライの発売を前にして、
現在着々と開発、生産準備を始めております。
そこで、今回からしばらく
Ex-proのパワーサプライに対するこだわりなどをブログにて語っていきたいと思います。
まず、
Ex-pro最初のパワーサプライ PS-1
こちらが発売されたのが2009年10月のこととなります。
・エフェクター用電源として定評のあるデュラセル社プロセル、エンジニア・インダストリアルと同じ
初期電圧9.8Vを安定化電源回路により正確に供給
また、ライブハウスでの使用時に、
照明など使用の影響でAC92V近くまで下がってしまうことがありますが
・AC88Vまでの低電圧にも正常動作を保障
なので安心してご利用いただける設計です
DCケーブルも付属し、発売開始されました。
多くのミュージシャンの方にもご好評を頂き、ボードを組む際にも使用させていただいておりましたが、
2014年2月に生産終了となり、後継機の開発を進めていきました。
そして、2ヵ月後となる2014年4月。
試作品が出来上がりました。
それがこちら
PS-1の高電圧&安定電源化はそのままに
新たに電圧可変出力が加わりました。
それにより、12V,15V,18Vなどの高電圧を必要とするエフェクターはもちろん、
9V電池が減ってきている状態のサウンドを好む方には、意図的に電圧を下げて供給することが可能となったのです。
それと同時に発売されたのが
ノイズフィルター「NF-1」
1台のパワーサプライから複数エフェクターに電源供給すると、
どうしてもデジタルディレイ等の高電流のデジタルエフェクターのノイズが音声信号に乗ってしまいます。
それを防ぐために作られたノイズフィルター(アイソレーター)NF-1
これだけでも、十分画期的なのですが、
今回発売する トランス式パワーサプライはさらにその上をいきます。
なんと、
NF-1なしでもノイズを防ぐことができるのです!
長くなってしまうので、今回はここまでで。
次回、詳しいお話を掲載させていただきますね。