小笠原義弘さんのエフェクターボード紹介
ベーシスト 小笠原義弘さんからお預かりしていた
エフェクターボードが完成しました。
今回は、パワーサプライ兼セレクターの PSS-10 (生産完了品) の修理と、
パッチケーブルが旧モデルのPCシリーズでしたので、
エフェクターの配列はそのままで、パッチケーブルを
全て FTPシリーズに交換致しました。
一箇所、レギュラーラインナップの中では最も短い15cmでも
「長すぎる」と感じる接続箇所があったので、
特注サイズ10cmを製作しました。
このような特注サイズのケーブルは、
プロミュージシャンだけでなく、どなたにでも
セミオーダーで製作致します。
価格は、ご指定の長さの一つ上の長さのレギュラーモデルと同じです。
例えば、今回の10cmクランクですと、FTP-015CRと同じ
¥3,630(税込み)になります。
製作ご希望の方は、最寄の楽器店さんにご相談ください。
左上の2台も10cmのケーブルを作れば最短で接続できるのですが…
一番左のファズが「電池駆動のみ」という仕様なので、
長さがピッタリでキチキチな状態は電池交換でボードから外す時の事を考えると、
ジャックや、ケーブルのプラグ部に負担を掛けてしまい
よくありません。
そこで、あえて長さに余裕を持たせました。
ボードを組む際には、このような点も考慮してケーブルの長さを決めると、
先々のトラブル回避につながると思います。