NF-2ノイズフィルター商品化決定
このたびご好評頂いておりましたノイズフィルターNF-1をバージョンアップし、新たに製品化することとなりましたのでお知らせいたします。NF-1はチョークコイルを使用したフィルター回路でしたが、NF-2はトランスを使用したアイソレート回路でデジタルノイズが出てしまうエフェクターへの電源供給の際、DCケーブルでNF-2を介して接続するとノイズを消すことができます。
トランスを使用したアイソレート回路でデジタルノイズを除去し、なおかつ電圧低下もしないので電源供給したペダルの誤動作やトラブルも起きません。
デジタルノイズの原因となるペダルにパワーサプライから電源供給する際に
パワーサプライとペダルの間にDCケーブルを使用し接続します。
※試作品に付き見た目は変わりますが、大きさはこの大きさです。
品 名 :ノイズフィルター
型 番 :NF-2
発 売 :2025年4月中旬
価 格 :未定
電 圧 :9V
電 流 :300mA
方 式 :トランス式アイソレート
サイズ:幅6cm×奥行3cm×高さ2cm
基本的にはどんなパワーサプライでもこのNF-2を使用できますが、
Ex-pro DCパワーディストリビューター DP-1で使用するとより効果を得られます。
改めてDP-1のご説明も添付いたします。
アイソレートというのは一つの電源分配器から多数のエフェクターへの電源供給時にグランドを介してノイズがまわってしまわないように個々の出力を独立するための回路を言い、その中でもアイソレート回路には大きく分けて2つございます。
レギュレーターを使用したアイソレート回路と
トランスを使用したアイソレート回路がございます。
私どもはDP-1を開発するうえで、デジタルノイズが出やすいペダルへの電源供給も考慮しレギュレーターを使用したアイソレートを出力2個口毎に搭載しています。
1個口毎にレギュレーターを搭載すれば電流確保が難しいという観点で2個口毎にレギュレーターを搭載することとしました。
ですがアイソレート回路を用いてもデジタルノイズが完全に消えない電源分配器もあるようにスイッチング電源でのアイソレート回路には限界を感じており、
私どもは電流確保と電圧低下(負荷時)を防ぎそれぞれのペダルの誤動作を回避することを一番に考え、レギュレーターでのアイソレートはもちろん、各出力にコモンモードのチョークコイルを搭載したフィルターで安定化ときれいな電源を供給することを重視いたしました。
他社の電源分配器も試奏用で持っており、全て同条件でチェックをDP-1開発時に行っておりますが、やはりトランスを使った分配器のアイソレート回路はノイズを抑えることができました。
弊社と同様のレギュレーター・アイソレート回路を採用しているスイッチング電源の分配器ではノイズ除去には限界がございます。
ですがトランス・アイソレート回路を採用して、ある程度のノイズが解消された分配器でも深刻なデメリットがございまして、約300Ω以上の抵抗を通ることでペダルへの電源供給時に電圧が約8.5~8.7Vまで下がってしまいペダルの誤動作を確認した経緯がございますし、数人のミュージシャンよりノイズが除去できる電源分配器を使用していたが、デジタル系のペダルとスイッチャーの誤動作と電源落ちがあったとの報告もございましたので、私どもはノイズ除去を重視することで起こる、電源供給したペダルの誤作動やトラブルよりも、電圧確保し安定化を図ることを重要視してDP-1の回路設計をいたしました。
もちろんアイソレート回路というのには限界がございまして、使用されるペダルによってはノイズがまわってしまうこともございますが、そういったペダルの使用時にノイズが消えたとしても分配した別のペダルの音色に対しても悪影響を及ぼすことになると判断し、こういったノイズの原因になるペダルに対しては単体のアダプターから供給してもらうように発信しておりました。
ですがよりDP-1の安定化電源にプラスアルファのノイズ除去システムを構築するため、
デジタルノイズに特化した外付けのフィルターを開発いたしました。
新規モニター紹介(HARU / BRIDEAR)
このたび BRIDEARのベーシストのHARUさんが、
Ex-proのモニターアーティストに加わりました。
早速、ご依頼も頂きました。
ライブ用にシールドケーブル FLシリーズの10mを2本。
レコーディング用に FAシリーズの特注サイズ 1.2mと1.5m。
パッチケーブル FTPシリーズの15cm。
ケーブル専用バッグ CSC-3 です。
合計23m弱ありますが、
CSC-3 は収容可能です。
各製品の詳細はこちらをご確認ください。
↓
DP-1に関しまして
DP-1のアイソレートに関しまして
まずアイソレート回路には大きく分けて2つございまして、
レギュレーターを使用したアイソレート回路と
トランスを使用したアイソレート回路がございます。
私どものアイソレート回路につきまして
スイッチング電源(ACアダプター)を出力2個口毎にレギュレートした回路です。
弊社が厳選した低ノイズレギュレーターは1.5Aの電流を確保出来ますが、
放熱の問題から2個口毎にレギュレーターを搭載し、1個口毎にLCローパスフィルターを入れています。
これによりノイズの除去精度は1個口毎と2個口毎とでは変わらないと判断しました。
ですが、
このレギュレーターのアイソレート回路では
電源ノイズの原因になるペダルに対して効果を発揮しない場合もあり
ノイズ除去の観点からいうと限界がございます。
弊社では電源ノイズの原因となるデジタルエフェクターに対しては単体の専用アダプターより電源供給してくださいと案内しておりますが、
他社様のトランス方式の分配器ではノイズが出ない(多少残るが許容範囲)ものも確認しております。
DP-1や多数の分配器に採用されている方式よりもトランス式の方がノイズが消えることも確認済みです。
しかし、そのトランスを使用した分配器は、RCローパスフィルターに300Ω以上抵抗を使用するため 負荷時にはペダルへの供給電圧が約8.7Vまで低下してしまいました。
DP-1開発時点でそのトランス方式のデメリットも確認しましたし、
何人かのミュージシャンから
ノイズが出なくなったトランス方式の分配器を使っているのだけどデジタルペダルの誤作動や、スイッチャーの電源落ちが確認されたとの相談も受けておりました。
そこで私どもは電流確保と電圧安定化を重要視しレギュレーター方式のアイソレート回路を採用しDP-1を作りました。
DP-1のようにトランスを使用していない分配器には取り除けるノイズには限界がありますが、
同時に使用するペダルに対してエフェクト機能や音質低下をしないように心掛けている分配器です。
ノイズの原因になるペダルには単体のアダプターより電源供給してくださいとご案内さしていただいております。
ですが今回デジタルエフェクターに対しても分配器から供給できるように
トランス方式を採用した個別ノイズフィルターを作製いたしました。
一部のユーザー様やミュージシャンの方には試作機を試していただき
その効果と電圧低下が無いことも確認いただきましたので、現在商品化に向けて動き出しております。
パワーサプライとデジタルノイズの原因になるエフェクターの間に接続すれば、電源を回ってしまうノイズが出なくなるという電源フィルターです。
ノイズフィルター「NF-2」の詳細を近日公開いたしますので、
引き続き、電源ディストリビューターDP-1のご愛用賜りますようよろしくお願いいたします。
業界最小クラスDCパワーディストリビューター
この度
新たに電源分配器
DCパワーディストリビューター「DP-1」を発売することとなりました。
実際に1年間セッションやライブ等で試作機を使用し、
今までEx-proが出してきた数々の電源分配器のノウハウを合わせて
業界最小クラスの分配器を完成させました。
9V出力は7個口ありそれぞれ500mA流れるように設計、
そして新たに200mAの電圧可変出力(VVO)を1個口搭載し
9V、12V、15V、18Vを選択できるようにいたしました。
出力電流の関係上2個口ごとにレギュレーター・アイソレートを搭載し
更に個々の出力ごとにEx-pro独自のフィルターを搭載しておりますので
以前に増して安定した電源を供給することができます。
このDP-1の特筆すべき点は
まずはこの大きさ
高さ2㎝、奥行き2㎝、幅14㎝
この写真の通りエフェクトボードの空いてる隙間に設置できるサイズ。
縦でも横でも、空いてるスペースにこのDP-1を設置できます。
そして、入力はUSBーC-typeのPD電源を採用いたしました。
PD電源とは・・・
USB Type-C端子に対応した給電規格の一つで最大100Wの
大きな電力の供給を行うことができるアダプタを言います。
そのためアダプタの破損や紛失時には
PD45Wまでのアダプタと
iphoneなどのスマートフォンの充電でも採用されているUSB-Cのケーブル
(PD60W対応程度)が有れば代用できます。
今までのDC電源のアダプタよりは比較的楽器店以外でも購入可能な仕様となっています。
(付属のアダプタはPD45W USB-Ctype)
VVO 「Voltage Variable Output」
9V、12V、15V、18Vを可変で選べる出力端子でVVO1個口の最大電流は200mAとなります。
付属のドライバーでCHトリムを回して必要な電圧を設定します。
必ずカチッとなる位置に設定してください。中途半端な位置だと
安定した電圧を得られないことがあります。
DP-1 発売日、価格などの詳細はまた改めてUPいたします。
楽しみにお待ちください。
新規モニター紹介 ‐ ジーナ / GINA(BabBubble / 囁揺的音楽集団AsMR)
BabBubbleや
囁揺的音楽集団AsMRで活躍されているギタリストの
ジーナ(GINA)さんが、
新たにEx-proモニターアーティストに加わりました。
ジーナさんには既にシールドケーブル FLシリーズや、
発売されたばかりのケーブル専用ギグバッグ CSC-3を
ご使用頂いています。
CSC-3完成
2024年4月リニューアル
ご好評を頂いておりましたCSC-2(ケーブル専用ソフトケース)がアップグレードされました。
新たに強度の高いジッパーと撥水性を兼ねそろえた加工、パイピングを取り入れより丈夫さを追求した形状。ストラップのDカンの位置も上に変更しより持ちやすく、よりギターケースに引っ掛けやすくなりました。 従来品にも増して丈夫な縫製を実現し よりハードな使用に耐えうるものとなりました。 収納容量は以前と変わらぬまま持ち運びやすく、 ケーブルをより大きく巻くことが出来るため収納しやすくなりました 。
CSC-3
ケーブルケース
外寸:直径280mm×厚み83mm
内寸:直径260mm×厚み60mm
素材:ポリエステル
内容量:Φ6.3ケーブル5m×5本程度
本体価格:¥4,200(税込¥4,620)
アーティスト機材レビュー 【 玲央(lynch. / kein)】
lynch. 及び kein のギタリストとして活躍されている玲央さんより、
Ex-pro シールドケーブル FLシリーズについてのコメントを頂きましたので
ご紹介致します。
以下、玲央さんのコメントです。
↓
keinでご用意していただいたFLシリーズケーブルですが、
lynch.でも使わせていただいたところ
音響チーム、テックチームに大変好評いただいております。
ここ最近は下手の悠介と揃えるべく僕もキャビネットシミュレーターを導入し、
LINE出しでギターの音をPA卓へ送っております。
これまで音の太さを重視しFAシリーズに拘ってきましたが、
FLシリーズの方がシミュレーターの音をそのままに、
速い立ち上がりのもと送れるので、上手/下手のバランス感も良く、
LINE出しに向いているかも?とのことでした。
※接続順は
ギター→ワイヤレス→(FL)→エフェクトボード→(FL)→アンプヘッド→(SPX)→キャビネットシミュレーター→PA卓&キャビネット実機、
となっております。
少しだけでもリファレンスが出来ればと思いご報告差し上げました。
とはいえ、FAシリーズの腰の据わった濃厚な音も大好きなので、
シーンによって使い分けしていきたいと考えております。
引き続き宜しくお願いします。
ケーブルケース リニューアル CSC-3
ご好評頂いておりましたケーブルケースCSC-2がリニューアルすることになりました。
今回何度も試作を重ね最良なケーブルケースが完成しましたのでお知らせいたします。
CSC-2より頑丈にそして前回でも採用した撥水ジッパーを採用。
型崩れしづらい設計と強固なジッパー、中のケーブルを守る外被のクッション性もUPし以前よりもより安心してケーブルを収納できます。
外径直径27cm、厚み7cmで内容量はCSC-2と同等でFLシリーズ(Φ6.3)の5mが4~5本入ります。(巻き方で誤差は出ます。)5mのケーブルを2本と2mの電源ケーブル、1mのスピーカーケーブル、パッチケーブル3~4本の程度の収納が可能です。少ない本数でも固定ベルトが着いていますので、1本だけでも収納可能です。
パワーアップしたケーブルケースを是非チェックしてみてください。
型番:CSC-3
発売日:2月初旬
価格:4200円(税別)
直径270mm×厚み70mm
新規モニター紹介 ~Kohta(Silex)~
Silex のキーボーディスト Kohta さんが
新たに Ex-pro モニターに加わりました。
早速、シールドケーブルのご依頼も頂いています。
Ex-pro シールドケーブル
・FA-2SS(FAシリーズ 2m ストレート×ストレート)4本
・FA-3SS(FAシリーズ 3m ストレート×ストレート)2本
キーボードには再生レンジがより広い FAシリーズがお勧めです。
米川英之さんからケーブルのご依頼を頂きました。
米川英之さんからケーブルのご依頼を頂きましたので
ご紹介致します。
・FTP-075LS (パッチケーブルFTPシリーズ 75cm L字×ストレート)×1