Tsuiさん (AREDREDS/AXBITES) よりコメントを頂きました
先日、弊社にてエフェクターボードを組みなおし、
新たにトランス式パワーサプライ PT-1 を導入された
AREDREDS、AXBITES等で活躍されるベーシスト
Tsui さんより、
PT-1 についてのコメントを頂きましたのでご紹介致します。
以下、Tsui さんのコメントです。
これはすごい。
PT-1を経由するだけでノイズが大幅に軽減されることに、まず驚きました。
その影響か、音の輪郭がはっきりして粒立ちよく聴こえる印象を受けました。
例えると、「霧が立ち込め見えにくい景色が、晴れてはっきり見える」という感じでしょうか。
これはベーシストこそ利用すべきものかもしれません。
特にレコーディングの現場では、大いに活躍してくれると思います。
大きいのは伊達じゃない。
新製品発売に向けて(パワーサプライ編 その3)
関東も梅雨入りしましたが、今日は梅雨の晴れ間で過ごしやすい陽気ですね。
寒暖差がありますが、皆様、体調を崩されていたりはしないでしょうか。
連続で、新製品のトランス式パワーサプライについてご紹介しているこのブログですが、
今回は開発者からの声を絡めてお伝えしていきます。
『一般的に、パワーサプライはスイッチング式で電圧を落としています。
しかし、大きな会場や機材が密集する場所に於いては、どうしてもスイッチングノイズが回ってしまいます。
スイッチングノイズはパワーサプライにとって避けられない課題です。
そこで、小型軽量化が進む時代の流れには逆らい、
多少は大きくなってしまいますが、トランス式にするということに行き着きました。』
以上が開発者からの声です。
今回はDC電源は9Vのみとなり、PS-2のときとは違い可変式ではありません。
その代わり、AC100VOUTが4口ついておりますので
DC9V以外の電圧を使用する際はこちらからアダプターをさしてをご利用下さい。
そしてなんといっても完全アイソレートされたDCOUT。
そしてノイズフィルター「NF-1」でも採用されたフィルター回路でDC電源のきれいさは電池に匹敵するほどです。
今回のトランス式パワーサプライ、
レコーディング時、宅レコ時にもスタンダードな電源となるでしょう。
新製品発売に向けて(パワーサプライ編 その2)
もうすぐ入梅とのことですが、皆様体調などは大丈夫でしょうか。
前回、新しいパワーサプライは
ノイズフィルター(NF-1)なしでもノイズが防げる、とお伝えしました。
では、そもそもエレクトリック楽器におけるノイズとはどのようなものでしょうか。
皆様は、エフェクター使用時に生じる”スイッチングノイズ”をご存知でしょうか。
スイッチングノイズとは、
電子回路のオン・オフを切り替える(スイッチングする)際、発生するノイズ(騒音)成分のことです。
直流・交流変換回路やデジタル回路において、スイッチングが行われるかと状態において
高周波が発生することにより生じるノイズ、ですね。
この、スイッチングノイズを抑止する基本的な方法としては、
回路上にコイル、抵抗、コンデンサなどを組み込み高周波を吸収することです。
PS-2もDC/DCコンバーターのスイッチング周波を1MHz近くに設定し、ノイズを抑制しています。
また、DC/DCコンバーターの後に高性能レギュレーターを搭載し、ノイズレスで電池に近いDC出力を実現しています。
これだけでも、もちろんノイズの抑止は出来ています。
しかし、新しいパワーサプライはさらにノイズレスにするため開発されました。
こちらのブログで、何度も
トランス式のパワーサプライ
と謳っているように、内部に回路トランス(変圧器)を組み込んだものとなっております。
トランスは構造上、1次側コイルと2次側コイルが絶縁されているため、
ノイズの混入を遮断することができるのです。
今までのパワーサプライとは全く違う、究極のノイズ対策を施したトランス式パワーサプライ
これがEx-proの新製品です。
内部の詳しいことはまだ私からお伝えが出来ませんので、開発者と話をしてまたこちらで紹介させて頂きたいと思います。
新製品発売に向けて(パワーサプライ編)
年始になって発表されましたトランス式のパワーサプライの発売を前にして、
現在着々と開発、生産準備を始めております。
そこで、今回からしばらく
Ex-proのパワーサプライに対するこだわりなどをブログにて語っていきたいと思います。
まず、
Ex-pro最初のパワーサプライ PS-1
こちらが発売されたのが2009年10月のこととなります。
・エフェクター用電源として定評のあるデュラセル社プロセル、エンジニア・インダストリアルと同じ
初期電圧9.8Vを安定化電源回路により正確に供給
また、ライブハウスでの使用時に、
照明など使用の影響でAC92V近くまで下がってしまうことがありますが
・AC88Vまでの低電圧にも正常動作を保障
なので安心してご利用いただける設計です
DCケーブルも付属し、発売開始されました。
多くのミュージシャンの方にもご好評を頂き、ボードを組む際にも使用させていただいておりましたが、
2014年2月に生産終了となり、後継機の開発を進めていきました。
そして、2ヵ月後となる2014年4月。
試作品が出来上がりました。
それがこちら
PS-1の高電圧&安定電源化はそのままに
新たに電圧可変出力が加わりました。
それにより、12V,15V,18Vなどの高電圧を必要とするエフェクターはもちろん、
9V電池が減ってきている状態のサウンドを好む方には、意図的に電圧を下げて供給することが可能となったのです。
それと同時に発売されたのが
ノイズフィルター「NF-1」
1台のパワーサプライから複数エフェクターに電源供給すると、
どうしてもデジタルディレイ等の高電流のデジタルエフェクターのノイズが音声信号に乗ってしまいます。
それを防ぐために作られたノイズフィルター(アイソレーター)NF-1
これだけでも、十分画期的なのですが、
今回発売する トランス式パワーサプライはさらにその上をいきます。
なんと、
NF-1なしでもノイズを防ぐことができるのです!
長くなってしまうので、今回はここまでで。
次回、詳しいお話を掲載させていただきますね。
パワーサプライ「PS-2」
最近パワーサプライ「PS-2」のお客様からの問い合わせが増えてきましたので、
改めてご紹介させて頂きたいと思います。
可変電圧式パワーサプライ「PS-2」
エフェクターにとって電源供給は最も重要なポイントです。
電池は使うと減ってくる・・・
なのでACアダプターを使用する・・・
でもたくさんエフェクターを使用するとたくさんのACアダプターが必要になる・・・
そこでパワーサプライが必要になる
パワーサプライの仕事はただ分配するだけではなく、
電圧安定化と高電流消費に耐えうることが絶対条件。
高電流消費に対応できないパワーサプライだと電圧が落ちます。
するとエフェクターの誤作動や音の劣化につながります。
パワーサプライは「高電流」、「安定化電圧」でなければならないとEx-proでは考えております。
PS-1のときに業界で初めて9V電圧を9.8Vの安定化電圧に設定。そしてPS-2でも
9Vは9.8Vにそしてずべての電圧をインジケーターで目視できるので、
可変電圧セクションでは7V~18V間で必要な電圧を設定することができます。
PS-2のDC/DCコンバータはスイッチング周波数を1MHz近くに設定することでノイズを極端に抑制。
各使用部品も厳選し、大電流出力が可能。 そして、DDコンの後には高性能のレギュレーターを搭載。
オシロスコープの波形が証明するようにノイズレスで電池に近いDC出力を実現。
「PS-2」の安定化電圧と高電流がもたらす安心の電源供給を、是非ステージでのパフォーマンスに役立てて下さい!
上野トヲルが使用するEx-pro製品
元O.S.Dのベーシストとして活動し現在コンポーザー兼オーライプラスのベーシストとして活動中の上野トヲルさんがパワーサプライ「PS-2」をご購入いただきました!!
使用Ex-pro製品:
PS-2(パワーサプライ)
32volt(クリーンブースター)
PCシリーズ(パッチケーブル)20cmLL×1本 15cmLL×3本 50cmLL×2本 40cmLL×1本
FLシリーズ(メインのケーブル)7mLS×2本
エフェクターボード完成~大谷レイブン~
昨日出荷したパワーサプライ「PS-2」。
早速試されて気に入られて購入していただきました!!
大谷レイブンさんのエフェクターボードです!!
パッチケーブルはPCシリーズで統一。
メインのケーブルはFAシリーズ(特注の4m)を使用されております。
30voltオーバードライブは初期のもの!
電源は発売したばかりの「PS-2」
デジタルエフェクターのみ9Vで使用して、他は9.8Vで使用!!
歪み系は特に9.8Vで動作させると音に”ハリ”が出ますね!!
NEWパワーサプライ「PS-2」試作完成
ご好評いただいておりましたパワーサプライ「PS-1」の後継機として
現在開発中のパワーサプライ「PS-2」の試作機が完成しました!
告知していたとおり、3種類の電圧を設定できます。
9Vは「PS-1」の頃から9.8Vと高電圧に設定。
そのほかに7V~18V可変できる出口が2系統ずつ2種類あるので・・・
例えば・・・
9.8V×8、15V×2、18V×2とか、
9.8V×8、9.8V×2.12V×2や、
9.8V×8、8.5V×2、9.8V×2などなど
ご使用のエフェクターに対応する電圧をセッティング可能になります。
12Vや15Vや18Vなどの電圧を必要とするエフェクターにはもちろんのこと、
9V電池が減ってきている状態のサウンドを好んでいる方には、
意図的に電圧を9V以下に設定できます。
9.8V×8の出口、7~18V×2の出口、7~18V×2の出口それぞれにレギュレートされている為、
電圧違いのエフェクターとのノイズなどの干渉を防ぎます。
デジタル系のノイズが回ってしまうトラブルには、同時発売のノイズフィルター「NF-1」を接続して下さい!
NEWパワーサプライ他 開発情報
ご好評頂き、惜しまれつつ生産完了となりましたパワーサプライ「PS-1」。
引き続き開発をすすめております後継機種。
その後継機の全貌?とまではいきませんが、少し詳細を発表いたします。
注:発売時には予定変更することがあります。
まず今回の大きな特徴が電圧7V~18V可変!!!!
前機種の特徴は高電圧と安定化電源。
プロ仕様を考えたそれぞれの出力電流制限無し(入力のアダプタによります)という大きな特徴を持って皆様にご好評頂いておりました。
そこで今回はステージ(エフェクターボード内)はもちろんのこと、レコーディングやラック内でも活躍できるように7V~18V可変できるOUTを4つ用意。
固定の9.8Vを8個、7V~18V可変できるAを2個、同じく7V~18V可変できるBを2個
例えば9.8V、12V、18Vの3種類や
9.8V、9.8V、15Vの2種類
9.8V、8V、12V
などなど
お好きな電圧をエフェクターに供給できるようになります。
9V電池が無くなりそうな状態の歪の音が好きという方のために
9V以下でもセッティング可能。
レコーディング時に電圧をいろいろ使い分ける方にもおすすめです。
そして今回同時に発売するのが「ノイズフィルター」!!
何度かブログでお知らせをしたのですが、
プロのミュージシャンにお願いされて造ったこのノイズフィルターは
1つのパワーサプライからたくさんのエフェクターに供給した際にデジタルのノイズなどがグランドを伝わって出てしまうのを
防ぐもの。
大電流の空間系などのエフェクターだけ単体のACアダプターから電源供給せざるを得ない状況でした。
しかしこのノイズフィルターをエフェクターのDCジャックの手前にかませばノイズがのることがありません。
そしてもう2つ!!
パッシブのスルーボックス!!
これの紹介はまた後日!!
そしてDC変換アダプター!!
センター、マイナスを変換するアダプターや
センターピンを2.1mmから2.5mmにするもの
ケンタウルスやエレハモのコーラスなどで使う
ミニプラグに変換するもの・・・
3種類発売します!
これも後日に詳細を!!
今回はこの辺にしておきます。
発売日発表や画像などが用意できましたら随時更新していきます。
そして近日HPがリニューアルされますのでお楽しみに。
今年のEx-pro新製品情報をお見逃しなく